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般若彫りペンダント
プラチナ900にて、特注で製作しました。
材 質 Pt900
サイズ 20×35×1.2o厚み
目 方 21.15g

このプラチナのペンダントは、1枚の特注品で、金型や抜型などは作らずに、板の状態から糸鋸で切り回して外形を作りました。
糸鋸で削ったあとは、ヤスリ掛けをして、面をピシッっと出して、側面と両面を平行研磨機で面をさらに磨いていきます。
磨いてると巣が出てきて、レーザー溶接機で埋めながら、磨きという作業を何度か繰り返して行い、表面は梨地、裏面は磨き仕上げなので、裏面になるほうを重点的に磨きあげます。
磨きあげた面に、保護テープを張り、表面になるほうにサンドブラストにてツヤ消しにします。ここで、サンドブラストの砂の種類もたくさんあるので、地金の種類や硬さや仕上げ方によって砂の番手を選んで作業します。
ツヤ消しにしたあとは、ヤニ付け台に取り付け、タガネでお客様から頂いたデザイン画を元に彫りあげていきます。
バチカンは、お客さまがかなり太めのプラチナの喜平チェーン(中折れ式タイプ)を持っており、そのチェーンが通るように特大のバチカンを作りました。
バチカンを取り付けて、仕上げバフ仕上げ。
表面はツヤ消しの般若彫り、コバ(側面)と裏面は鏡面仕上げで完成となりました。
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 ・ アップ画像
 ・ 裏面の鏡面仕上げ
登録: 2007-10-23 22:51:03
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