松美銀器は伝統の技と先進の技術を融合し、シルバーアクセサリーをはじめ金・銀・プラチナを加工した記念品、ノベルティなどの各種製品を製作します。
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色々な仕上げ・色合い

昨日は、表参道に店舗を持っているお客様で、以前から依頼されてましたペンダントトップを加工しました。
原型は真鍮を使い、頂いた図面を元に、糸のこでスカシて作りました。
小さめのサイズですが、すべて同じ原型から材質違いで、SILVER・K14YG・K18YG×2種類。
K18YGは、電解する物としない物とで色の若干の違いで2種類、SV・K14YGは磨きで、計4種類を仕上げ。

2つのパーツは

上はイニシャルで、土台は円形で格子上になった物をK14とK18YGは、2つの位置を合わせて裏面の合わさった箇所をレーザー溶接で何か所かを溶接し、SVは付きが悪かったりと焦げがでてしまうので、早ローでローづけ。
それぞれ溶接が終わったら、バチカンを取り付け、これはすべてレーザーで溶接。
仕上げバフをして完成となります。
溶接やローづけ前には、下磨きはしておきます。

ギリギリでしたが完成し取りにきて頂き、思っていた以上の仕上がりに満足して頂けました。

同じ形状(原型は1つから)で、材質の違いや仕上げ方の違いなどで、いろいろな見せ方を出すことができます。


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投稿者 matsumi : 2007年12月28日 00:22 | カテゴリ: その他・アクセサリ

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