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月別:2007年07月の記事一覧
投稿日:2007年07月28日
サッカートロフィー製作しました。
直径300ミリの真鍮製サッカートロフィーを作りました。
仕上げは金メッキ上がり。 1ヶ月で完成。
製作については、
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材 質 真鍮製
サイズ 円盤サイズ 300㎜×3㎜厚み
サッカーボール 130㎜×1.0㎜厚み板を使用(中は空洞です)
仕上げ サッカーボール--タガネにてスジ入れ+部分ツヤ消し
本体--文字エッチング磨き+部分色入れ+部分ツヤ消し
金メッキ仕上げ
本体300㎜板は、ワイヤーカットにて外形を切断し、片面のみをエッチング。 全面に渡り鏡面研磨。
サッカーボールは、真鍮1.0㎜の丸板を絞り加工で、半分半分を本体に溶接し、サッカーボールに見えるように加工します。 ですので、写真のサッカーボールの中は空洞となっています。
絞りが終わると、挽物加工。 そのアト下磨きをして、表面のサッカーボールに見えるように、タガネにてスジを入れていきます。
スジ入れが終わると、1ヶ所溶接の時の熱の逃がしで穴を開けします。
ここで、本体にサッカーボールを両面に溶接していきます。
溶接完了後、キレイに仕上げバフをし、ボールに見えるように、正五角形の部分全てをツヤ消しにします。ここでのマスキングは正五角形以外の部分をマスキング。
このアトは、最終メッキ加工。
メッキは金メッキ仕上げ。
メッキ完成後、部分的に色入れをしていき本当の完成となります。
完成後の達成感はすごい良かったです。 さらにクライアント様にも喜んで頂けたのが、また嬉しい限りです。
このトロフィーは、某国際大会(日本も参戦!)で使用されるトロフィーとのことです。
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投稿日:2007年07月18日
k18WG(Pd)ペンダントトップ製作しました。
サンダル型のペンダントトップを、K18WGのパラ割にて右足用と左足用と各15個ずつ製作しました。 一箇所には、K18YGを使用。
製作については、
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金型にて、プレスし両足分を揃えて、全面に下磨き。
ドリルにて厚み2.5ミリ板に穴空け作業。 バリを取り、棒(キャストした物で下磨き済み)を差し込んで、
他の物と高さを揃えます。 一旦棒を取り、刻印を打ちし、再度棒を取り付けて、表面の細かい模様にローが回らないようにひと工夫しフラックスを塗っていきロー付け作業。 その後、K18YGのノセコの向きを注意しながらのロー付け。 フラックスを取り除き、裏面のローをヤスリ掛けして取り除いていきます。
再度、裏面は平行研磨をかけ、布バフ研磨。 バチカンは先に磨いておいて。
本体バフ研磨まで終えたとこで、バチカンを取り付けロー付け。
ここで最終チェック。 巣やローの隙間などがあればレーザー溶接機で埋め仕上げ。
あとは、仕上げバフ磨きにて完成。
このK18WG(Pd)は、プレス用とキャスト用の2種類それぞれのWGの材料を使い分けします。色は両方とも白いのでロジュームメッキの必要のない地金を使用。
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