原型加工についての話し!
シルバーメーカーやデザイナーさんからの依頼での原型製作について。
原型とは型取り前の段階で、一番重要なものなので、それなりに時間もコストもかかります。
ここ最近は、精密金型用の機械を使って、SVのリング自体に直接模様やデザインの柄を彫りこんでいきます。
ワックスでは近いとこまでは出せますが、それ以上により細かくシャープに精密さをだすように加工していきます。
流れについて、
一番は、図案です。 図面によってすべてが決まりますので、その図面を元に原版を作り、そこから連動式にて原型となる製品に彫っていきます。
リングの場合は、一周に渡っては彫り込めないので、少し彫っては回転させ、また彫っては回転させるという段取りにて加工していきます。
立体感は打ち合わせにて決めて、それぞれの図柄や模様によっても高低差なども打ち合わせし、原版は平面での凹凸ですが、実際の原型には、手の感覚だけで高低差をつけたりして、加工していきます。
今までも全国に数十店舗もつシルバーメーカー様からは、今までの商品展開のなかで、一番の伸びをしているとのを聞きました。
中には、隣接する同業者のシルバーメーカー様に一歩先を行けたとの言葉も聞き、これもまたまた嬉しい限りです。
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投稿者 matsumi : 2006年11月08日 10:45 | カテゴリ: その他・アクセサリ
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