メッキ・レーザー溶接機について
お客さまより預かりましたSILVERのリングに部分的にピンクゴールドメッキとK18色メッキを加工しました。
一度全面にそれぞれのメッキをし、その後にメッキを残したい部分をマスキング(特殊な液にて、部分的に塗ること)して、剥離液にてメッキを剥離(剥がす)します。
そうしますと、写真のように部分的にそれぞれのメッキが付くという作業。
全面にメッキもキレイですが、部分メッキもまた違う感じでキレイだと思います。
今日は、レーザー溶接機についてお話したいと思います。
当社で導入したドイツ製レーザー溶接機。
レーザーの威力は病院などで使用されているレーザーよりも危険度は高く、安全装置等付いているので、この点は安心。
ほとんどの金属に対応しており作業内容としては、たとえば指輪などのサイズ直しの場合、石・パール・カメオなどが付いているものは、直接火をあてることができないので、同材料をあてがいレーザーにて共付けができます。あと、指輪などの製品で穴が空いてしまったり、部分的に壊れてしまったり、付いていた箇所が取れてしまったりなどの時に、レーザーにて共付けをして修正・修理ができます。
また、ジュエリー・アクセサリー製品のロー付け(火をあてて、それぞれのパーツをくっつけること)箇所が多い場合に、レーザーにて仮止めのスポット溶接をしてから、火を使いロー付けの作業が容易にできます。
切れてしまったチェーン・ジュエリー・パーツなどの修理。
アルミ製品などの溶接。
などなど、様々な場合での対応ができるというのがレーザーです。
このレーザー溶接機を導入してからは、ほぼ毎日使用しています。
次の記事:
» Pt900 ダイヤリング
投稿者 matsumi : 2005年09月27日 13:50 | カテゴリ: リング
, ペンダント
, 日々の製作日記
いただいたトラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.matsumi.info/mt/mt-tb.cgi/30
このリストは、次のエントリーを参照しています: メッキ・レーザー溶接機について:
» 溶接機買っちゃった〜 from DIVE ANDYのアウトドア日記
溶接機買ってしまいました!高出力で軽くて携帯に便利、アダプタ付きだから家庭用電源でどこでも使える。
これがあると今までジャマモノだった鉄筋や鉄板の余りが突然貴重な工... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2006年03月11日 12:17